ふくよかな香りとともに、春に高貴な白い花を咲かせる白木蓮。
麻生地に染められた、春らしい鶸色(ひわいろ)のグラデーションと、
花にうっすらと掃かれた薄紅色のコントラストが美しいタペストリーです。
常に上を向いて咲く木蓮には、毅然とした美しい女性のようです。
花芯にうっすらと掃かれた薄紅色が、まるで頬紅のようだからでしょうか。
鶸色は、野鳥のマヒワの羽の色に由来する、日本の伝統色の中で
黄緑系を表す代表的な色名で、鎌倉時代ごろから使われています。
鶸色に限らず、山鳩色、狐色など動物からとられた色名は、武士の時代になってから登場します。
屋敷での暮らしが中心の平安貴族と違い、野鳥や動物と身近な生活が生んだ色といえます。
■ サイズ 45センチ×約120センチ
■ 素材 生地・・・ 麻100% 木部・・・ 松
■ 原産国 中国
【商品の特徴】
※商品画像はできるだけ実商品に近い色に合わせておりますが、
ご覧になるディスプレイのモニターの環境により、実際の色と
多少異なる場合がございます。
また、1点1点手仕事によって作られた商品のため、気温や湿度
などにより染上がりの色が写真と若干異なる場合がございます。
予めご了承くださいますようお願いいたします。
※商品に使用している生地は天然手紬ぎの麻生地になります。
そのため、生地の幅に多少ムラがある場合や、生地に黒っぽい
線が入っている場合がございます。
天然素材のもつ味わいのある風合いですのでご理解の上、
ご購入くださいますようお願します。