京都の西陣で織られた「つづれ織り」の金封ふくさです。
素材の特徴である上品な光沢と伝統的な色が、「気持ち」を伝えます。
慶弔兼用でお使いいただける、花菱の丸紋が織り込まれた定番人気のお品です。
古来より色の中でも「紫」は別格の色で、たんに「濃色(こきいろ)」や「薄色」というだけで、
濃い紫や薄い紫をさしたほどでした。
また、「紫のひともとゆへに
むさし野の草はみながらあはれとぞみる」 よみ人しらず『古今和歌集』 という歌があります。
これは愛する人を紫草になぞらえ、人の世の縁の結びつきを詠んだ歌だそうです。
この歌と、染料の紫草の根が揮発性が高く、周りにある物にも色が移ることから、
「縁(ゆかり)の色」ともいわれるのが「紫」です。
人との縁が心に響く、そんな場面に使う「ふくさ」に、ふさわしい色であることはまちがいありませんね。
ふくさ は日常使いではなく、人生の節目に慶びをあらわしたり、礼を伝えるための物ですので、
きちんと準備しておくと安心です。
箱付きですので、ご進物の際は安心、また使い終わった後の収納にも大変便利です。
ご自分用としてはもちろん、「卒業祝い」、「成人祝い」、「就職祝い」、「結婚祝い」などに特に好評です。
■ サイズ 各 約20センチ×約12センチ
(箱サイズ 縦21センチ×横13センチ)
■ 素材 (表) ポリエステル100% (裏)レーヨン100%
■ 原産国 日本