正絹(絹100%)のちりめんに美しい刺繍のされた、慶弔に使える金封ふくさ(袱紗・帛紗・服紗)のセットです。
慶事用には、艶やかな朱色に二羽の仲睦まじい鶴の刺繍が、
弔事用には、錆青磁色にに睡蓮の刺繍が施されています。
鶴は純白の羽毛を持つことからとても縁起の良い瑞鳥とされ、神様の使いとされてきました。
特に江戸時代からは、二羽の鶴の文様は夫婦の和合の象徴として、婚礼道具などにも人気の模様でした。
おめでたい気持ちを表すのにぴったりの朱色とあいまって、慶事全般に活躍するふくさです。
また、蓮は仏教では極楽浄土の象徴とされ、お釈迦様は蓮華の上で瞑想し、寺院では「常花」と呼ぶ木製の蓮華が飾られています。
そのため蓮には彼岸到達の願いが込められました。
また、泥の中に根を広く張り、花の後には多くの実をつけることから、子孫繁栄にも通じるとされます。
宗教をとわず、弔事にふさわしいがらと言えるでしょう。
わずかに緑がかった鼠色は「錆青磁」という美しい色名をもち、「寂び」の想いを伝えます。
ふくさ は日常使いではなく、人生の節目に慶びをあらわしたり、礼を伝えるための物ですので、
きちんと準備しておくと安心です。
正絹の上質な肌触りと、飽きのこない伝統的なデザインは「一生もの」にふさわしく、自信を持っておすすめします。
箱付きですので、ご進物の際は安心、また使い終わった後の収納にも大変便利です。
ご自分用としてはもちろん、「卒業祝い」、「成人祝い」、「就職祝い」、「結婚祝い」などに特に好評です。
■ サイズ 各 約20センチ×約12.5センチ
(箱サイズ 縦22.5センチ×横28センチ)
■ 素材 (表) 絹 100% (裏) 綿 100%
■ 原産国 日本