古来より、魔除けや厄よけに使用されてきた薬玉(くすだま)。
優しい桜色に染めた麻生地に、臙脂色の芍薬や柿色の菊など鮮やかな色彩で薬玉が描かれた、美しいタペストリーです。
薬玉とは、香料や薬草を錦の袋に詰めて、その袋を花で飾り付け、五色の長い糸をたらしたものこと。
古くから五月の節句に、邪気払いや長寿を願って飾られました。
五色とは五行思想の白・黒・赤・黄・青のこと。
日本では、黒は紫、青は緑であることが多いですね。
身近なところでも使われていて、お相撲の土俵の4角と中央に下がっている房や、お寺の幕などに見ることが出来ます。
季節を問わずお使いいただける柄ですし、邪気を払うという意味からも、新築祝いや引越祝いに
おすすめのタペストリーです。
■ サイズ 約10センチ×約170センチ
■ 素材 生地・・・ 麻100% 木部・・・ 松
■ 原産国 中国