初夏の夜、暗闇を舞う幻想的な蛍の光は私たちを魅了します。
暗い青緑色に染められた地色が、柔らかな蛍の光が引き立てる
当店の定番人気の細タペストリーです。
蛍は「火垂る」、「星垂る」とも書かれ、万葉集のなかにも数多く詠まれています。
昔から、いえ灯りの乏しい時代こそ、蛍のほのかな光は
幻想的で心に刻まれたに違いありません。
乱舞するその様子から、古の時代から人の魂が変化したものと
考えられ「彼岸到達」の祈りが込められます。
また地色の黒に近い青緑色は趣きがあり、「夏の夜」を
美しく表現しています。
ゆったりとした静かかな時間を楽しめる、
夏のタペストリーです。