型染めの和紙の着物を着た、大きなこけし人形です。
まあるいお顔に、ちょっぴりおすまし顔がたまらなく可愛い、
京都の職人さん手作りのお品です。
伝統的な日本の技法で、一枚一枚手染めされている型染め和紙の
着物を着た、高さ25センチの大きな京こけしです。
藍色に紅色と萌葱色の「木瓜文」の着物に、薄い黄色の帯が映えています。
おすまし顔にもぴったりで、しっかり者のお姉さんでしょうか?
「木瓜文」は織田信長の家紋としても有名ですが、
その名の由来は二つあります。
ひとつは御簾の上方に貼る絹の布を帽額(もこう)といい、
その布の文様に用いられたことから転じたという由緒正しいもの。
もうひとつは、輪切りにした瓜を図案化したというもの。
・・・たしかにカラフルなキュウリの輪切りが並んでいるようでもありますね。
日本国内にとどまらず、海外でも人気が高まる「こけし」。
和紙のこけしはとても軽く、割れる心配が無いので
外国の方へのお土産にも大変人気のお品です。
和紙の趣きのある風合いと、手づくりならではの優しさが
人気のぽっちゃりシリーズ。
もちろん、この可愛さですから見た目で「一目惚れ」して
お求めになる方もとっても多いんです。
京都の老舗工房、龍虎堂の職人さんが一つひとつ手作りした
こけし人形を、どうぞお楽しみください。