重陽の節句は菊に長寿を祈る日です。
赤い目をした愛らしい白兎が、菊の花でおめかししています。
古代中国では菊は「翁草(おきなくさ)」「千代見草(ちよみくさ)」「齢草(よわいくさ)」と
言われ、邪気を祓い長生きする効能があると信じられていました。
その中国の影響を受けて日本では、8日の夜に菊に綿をかぶせ、
9日に露で湿ったその綿で体を拭いて長寿を祈っていました。
また、日本では奈良時代から宮中や寺院で菊を観賞する宴が行われています。
インテリアとして、ディスプレイとして、
また、贈り物としても人気のお品です。