日本の装飾美の集大成ともいわれる、着物の帯を額装した
とうびオリジナルの「おびの絵」が誕生しました。
こちらは、帯締めのような組紐の優雅に舞う向かい合う蝶の一枚。
漆黒の帯地に紅色の蝶。
こちらじゃ正絹ではありませんので、密度の濃いマットな表情です。
帯には珍しく、黒、赤、金の三色のみで構成されています。
蝶は長寿を象徴する吉祥文様です。
それは中国読みで八十歳を意味する「ボウ」と
発音が同じことに由来します。
その雅な姿ながら、戦国武将の兜飾りに好まれたのもうなずけます。
また、地模様に亀甲繋ぎ文様。
こちらも代表的な長寿文様です。
こだわりの額装は、あえて“いかにも日本風”にしないこと。
アンティークな風合いの味わいのあるイエローゴールドとホワイトゴールドを
合わせ、現代のインテリアに合わせやすく、程よいアクセントになる
一枚に仕上げました。
それというのも、この「おびの絵」の誕生のきっかけは外国人の知人に頼まれ
作成した所大好評で、口コミで度々ご注文頂くようになったことにあります。
日本にお住まいの方で、マンションのリビングにリトグラフや写真などと「和」に
こだわらず素敵にコーディネートされておりましたよ。
マンションのモデルルーム用にご注文頂き、和モダンなイメージのお部屋に
数枚組み合わせたこともあり、素晴らしくお部屋を彩っておりました!
一枚の帯から1枚から3枚しか創れない、「おびの絵」は切り取る部分により
表情を変え、ふたつと同じ物の無い一品ものです。
日本の伝統美を気軽にお楽しみいただけるアートとして、
ぜひともお好きな一枚をお探しくださいませ。