今日は5月31日。
初夏が終わりを告げ、太陽の光が日ごとに力強くなってきました。
窓を開け風を感じることのできる、これから迎える梅雨の前の、過ごしやすく貴重な季節です。
二十四節季では「小満(しょうまん)」。
いのちが、しだいに満ち満ちていくころのこと。
草木も花々も、鳥も虫も獣も人も、日を浴びてかがやく季節です。
この頃になると、お問い合わせが多くなるのが「のれん」です。
日を適度に遮りながら風を通してくれる、蒸し暑い日本の夏にはぴったりの道具のひとつ。
ひとつご紹介しますと・・・。
本格的な夏を前に、目にも涼やかな手描きの朝顔ののれん。
鳩羽鼠(はとばねず)色の紫がかった鼠色に、ろうけつ染された朝顔のツルがとても美しいのれんです。
■洛柿庵■「朝顔シルエット」
心地よい風を感じたら、ぜひともご覧下さいませ。