新年、あけましておめでとうございます。
昨年の10月に開店し、あっという間の2月が過ぎました。
なにしろ、当店は通販ショップは初めてのことで、スタッフも未経験者ばかりでのスタート。
まさに「一歩進んで二歩下がる」ように、少しずつお店作りを続けております。
そんな中でも、たくさんの方にご来店、またお買い上げいただきました。
ただただ感謝、初めてのご注文には涙!の嬉しい日々でした。
今年も和雑貨と日本の道具のを魅力と素晴らしさを、少しでもお客様にわかりやすく、正しく伝えるお店作りに勤めます。
どうぞ末永いお付き合いを、さらにお願い申し上げます。
さて、今年のお正月は、とても穏やかで清々しい過ごしやすい気候でしたね。
皆様は、いかがお過ごしでしたでしょうか。
実は私はこの時期が1年で1番楽しみといっても過言ではありません。
なぜなら、大好きな箱根駅伝があるから!!!
この2日間ばかりは、すべてを放り出してテレビに釘付けになっております(笑)
亡くなった父が駅伝をやっていたことで、幼い頃から擦り込まれた、お正月の定番行事なのです。
レースの結果はご専門の方にお任せするとして、中継の時に連呼される、各校の襷の色名について気になっている方も多いのでは?
こちらは、駅に貼られていた2013年のポスターの一部。
今年の5位までの襷の色をご紹介しますと、
今年優勝の青山学院大学は「フレッシュグリーン」。
スクールカラーはもっと深く濃い緑ですが、大学の都会的なイメージに合わせてか鮮やかな緑です。
日本の色名では「若草色」ですが、スピーディーで颯爽としたした印象の「フレッシュグリーン」のほうがふさわしいようですね。
2位の東洋大学は「鉄紺」。
江戸時代に人気のあった、ほとんど黒に近い藍染めの紺色です。
3位の駒沢大学は「紫紺」。
春の選抜高校野球の優勝旗も同じ色ですが、こちらは明治以降の比較的新しい色名です。
4位の早稲田大学は「臙脂色」。
臙脂色は奈良時代から使われた古い色名で、紅花の色素を濃くした染料で染められた暗く濃厚な赤色。
または、カイガラムシの色素で染めた赤も臙脂色と呼び、世界最古の動物性染料ともいわれます。
英語名は「クリムソン」ですが、早稲田大学はやはり臙脂色のほうがふさわしいように感じます。
5位の東海大学は「スカイブルー」。
日本の色名でも「空色」は平安時代から使われた薄い青色。
空は常に青くはないというのに、世界の色名でも空の色は青い色をさす事がほとんどです。
人々の印象に強く残る「色」記憶。
観戦する方にはもちろん、身につけている選手の方にも影響は大きいことは間違いありません。
あなたの母校は、何色でしたか?