七転び八起きの縁起物として昔から愛されている、達磨さん。
赤いダルマは魔除けの意味があり、良い運を呼び込み
悪い運を追い払ってくれる!頼もしいこけし人形ですよ。
群馬県の榛名山の麓にある、こけし工房 「卯三郎こけし」 にて
職人さんの手により、ひとつひとつ手作りされた創作こけしです。
色違いの(白)と合わせ、紅白で飾ることも出来ます。
赤いダルマさんの「福」と、白いダルマさんの「幸」を合わせて「幸福!」となる
なんとも心憎い品揃えです。
また、ダルマは「七転び八起」の縁起物です。
江戸時代から無病息災、家内安全、開運招福を祈願して飾られました。
達磨さんは言わずと知れた、禅宗開祖の達磨大使の座禅姿から生まれた縁起物。
この達磨大師には壁に向かって九年の座禅を行ったことによって
手足が腐ってしまった!?という伝説があります。
ここから、手足のない形状で置物が作られるようになりました。
赤色のダルマが多いのは、火や血の色である赤は古来から魔除けの
効果があると信じられていたから。
平安時代には貴人の住居や神社の鳥居も、腐食を防ぐ赤である丹色(にいろ)で塗られました。
またお祝い事の席には衣服にしろ食べ物にしろ赤が欠かせぬものであり、
さまざまな病や災いは、赤色を持って防げると考えられていたのです。
江戸時代以降に日本で描かれた達磨大師の絵なども赤い衣で描かれています。
これは赤い衣は中国の身分の高い僧の着る色だからです。
現在では他の色のダルマも多くあります。
色にも意味があり、
赤は家内安全、開運吉祥、
黄色は金運・幸福運の上昇
白は受験合格、目的達成
の意味があります。
開店祝い、開業祝い、新築祝い、引越祝い、誕生日、長寿の御祝、快気祝い、
母の日、父の日、敬老の日などなど、さまざまな贈り物にお薦めしますよ。
伝統と現代作家さんとのコラボレーションを、どうぞお楽しみください。
■ サイズ ・・・ 約6センチ×6センチ×約5.5センチ
■ 素材 ・・・・水木材
■ 原産国 ・・日本(群馬県)
【こけしについて】
こけしは、江戸時代東北地方より生まれ、場所によっていろいろな呼び方がありました。
木で作った人形からきた木偶(でく)系(きでこ、でころこ、でくのぼう)、
這い這い人形からきた這子(ほうこ)系、芥子人形からきた芥子(けし)系などその産地によって
呼び方は違っていましたが昭和に入ってから「こけし」と呼ばれるようになってきました。
こけしの起源はといいますといくつかあります。
主に貧しい山村でおもちゃを持たない子供たちに作り与えた木の人形が始まりという説。
もう一つの有力な説は東北地方の山村の民族的信仰説でたとえばオシラ様のような
土着的信仰偶像と関係があったという説。
あるいは「ホウコ」が東北の山村でこけしに変化していったという説です。
ただしこの起源に対しての明確な答えは出ておりません。
尚、こけしが「子消し」から変化したもので間引きの際その子供の霊を慰める為に
こけしを作ったという説を聞きますがこれは根も葉もない俗説です。
こけしは、「こふけし(こうけし)」(子授けし)と記されており、子宝祈願の縁起物です。
またこけしの頭に描かれている模様「水引手(前髪を水引で結んだ頭部模様を描いたもの)」は
京都の「御所人形」に於いて、特にお祝い人形の為に創案された描彩様式であることから、
こけしは子供の健康な成長を願うお祝い人形なのです。<
【卯三郎こけしの特徴】
群馬県榛名山麓にある、株式会社卯三郎(うさぶろう)こけしは、こけし製造工場と、
多くの創作こけしを展示する工芸館、売店をもつ、日本最大級の創作こけしの工房です。
卯三郎こけしの特徴は、一般的に使われているミズキ材の他に、
木目が美しい栗材や桜、ケヤキ材を多く使用していることです。
顔はミズキ材、髪の部分は栗材、胴体は桜材などと、こけしのデザインによって使い分けています。
卯三郎こけしは、現在、ヨーロッパを中心に18カ国に直接輸出も行っており、
世界中で人気のアイテムとなっています。
【お取り扱いのお願い】
天然の木素材ですので、直射日光のあたる場所や、高温多湿なところには
おかないでください。
また、濡れた手で触れないようにして、お手入れは乾いた布で優しく拭いてください。
※商品画像はできるだけ実商品に近い色に合わせておりますが、ご覧になる
ディスプレイのモニターの環境により、実際の色と多少異なる場合がございます。
また、1点1点手仕事によって作られた商品のため、気温や湿度などにより
絵柄、色味、大きさなどが写真と若干異なる場合がございます。
予めご了承くださいますようお願いいたします。