大輪のダリアが唐韓紅(からくれない)、鴇色(ときいろ)、白の3色で華やかに描かれたタペストリーです。
麻100%のサラリとした素材で、丁寧に手彩色されたダリアが、お部屋を明るく、艶やかに彩ります。
なんと艶やかな大輪のダリアでしょう。
ダリアが日本に入っていたのは、江戸末期の天保のころで、長崎にオランダから持ち込まれたそうです。
明治期にはハイカラな花として美人画や着物の柄にも人気が高かったようですね。
色彩は大輪の花びらが紅色で描かれ、鴇(とき)色で縁取りされています。
紅は「くれない」とも読みますが、中国の呉から渡ってきた染料=藍(当時は染料全体のことも藍といった)
だから「呉藍(くれあい)」から「くれない」と変化したとか。
鴇色は淡い紅色のことですが、今は天然記念物のトキの風切羽の色から由来しています。
江戸時代には、どこにでも観ることのできる野鳥だったそうです。
麻生地は、さらりと織られてつやを感じ、華麗なデザインにぴったりです。
艶やかな色彩と大胆なデザインですので、一枚でお部屋がぱっと明るくなりそうなタペストリーです。
■ サイズ 約45センチ×約130センチ
■ 素材 生地・・・ 麻100% 木部・・・ 松
■ 原産国 中国
【商品の特徴】
※商品画像はできるだけ実商品に近い色に合わせておりますが、ご覧になるディスプレイのモニターの環境により、実際の色と多少異なる場合がございます。また、1点1点手仕事によって作られた商品のため、気温や湿度などにより染上がりの色が写真と若干異なる場合がございます。予めご了承くださいますようお願いいたします。
※商品に使用している生地は天然手紬ぎの麻生地になります。そのため、生地の幅に多少ムラがある場合や、生地に黒っぽい線が入っている場合がございます。天然素材のもつ味わいのある風合いですのでご理解の上、ご購入くださいますようお願します。