三方にのった、ふっくら福々しいちりめん細工の鏡餅飾り。
鹿の子柄の伊勢エビや干し柿など丁寧な手仕事が光ります。
鏡餅飾る意味は、本来は、歳神様を迎えるために供えるお供物です。
鏡餅が丸い形は円満を、
2つ重ねるのはかさねがさねを表しています。
つまり、円満に年を重ねるという意味です。
また、お飾りにもそれぞれ意味があります。
橙・・・橙は、その年になった実を落とさずに次の年にも、また次の年にも新しい実をつけます。
一度なった実はおおよそ4~5年は落下しません。
代もの橙が1つの木についているところを家族にたとえ、
家系代々の長寿や繁栄を願う縁起物として飾ります。
串柿・・・柿は「嘉来(かき)」(喜び幸せが来る)に通じる縁起のいい長寿の木です。
幸せをかき集めるという意味があります。
御幣・・・赤い色は、魔除けの意味があります。
また、白一色のものは、四手(しで)と呼ばれます。
四方に大きく手を広げ、繁盛するようにと願うものです。
海老・・・姿かたちになぞらえて、腰が曲がるまで長生きするようにと祈るものです。
■ サイズ 幅14.5センチ×奥行14.5センチ×高さ24.5センチ
■ 素材 レーヨンちりめん・和紙 など
■ 原産国 日本
【お細工物について】
ちりめんの端切れを使った様々な物を「お細工物」といいます。
古くは大奥から始まり、押し絵や摘み細工、切嵌(きりばめ)、木目込(きめこみ)、
裁縫などその手法は様々です。
少し前までは、どの家庭でも少なからず行われていました。
人形細工もその一つですが、小さな布も大切に、「もったいない」と生かす日本人の知恵ですね。
こちらで紹介するお飾りも、すべて手作りのため、描き絵の表情や友禅柄の出具合などに
違いがございます。
商品画像はできるだけ実商品に近い色に合わせておりますが、ご覧になるディスプレイのモニターの
環境により、実際の色と多少異なる場合がございます。
あらかじめご了承ください。
今では自分でつくるのはなかなか大変ですが、京都で一つひとつ手作りされた細工物のぬくもりを、
ぜひ身近に置いて「ほっこり」癒されてください。